舌側矯正は、外側に矯正装置が見えないのが最大のメリットです。

写真は口をあけた状態です。上顎(上の歯)に装置をつけています。

大きな口をあけた時に、相手から口の中を意識的に見られない限り気づかれないことが大半です。

職業的に矯正装置を付けることを禁止されている方も安心して治療が可能です。
具体的には、キャビンアテンダントやアナウンサー、モデルさんなどのご相談が多い傾向です。
また、学生さん等から「周りに気づかれたくない」というご要望をいただき、舌側矯正を行う例もあります。

 

実際の装置の写真はこちらです↓

舌側矯正

(口を閉じた状態)表側から矯正装置が見えません。

 

治療上のリスクとしては、矯正装置を装着した時、歯が動く時に生じる痛みや、発音しづらい等がありますが、舌が装置に慣れるまでの期間はおおよそ1〜2週間程度です。

ほとんどの方は慣れていきます。その他には、装置が触れることで口内炎ができたりする場合もあります。
最近では、小型の矯正装置もありますので、1970年代に日本で開発された治療法当初に比べると、より早く装置に順応しやすい状況になっていると言えます。
また、金属アレルギーをお持ちの方は舌側矯正は難しいと思われますので、治療開始前のカウンセリングで、他の目立たない矯正装置(マウスピース型カスタムメイド矯正歯科装置など)についてもお話させていただいております。