奥歯はしっかりと噛んでいるのに、前歯が当たらない状態を開咬(かいこう)と言います。
開咬の方は、意識して口を閉じないと唇を閉じるのが難しく、多くは開きがちになります。無意識に口をポカーンとあけている状態になっているという方も開咬の方に多いです。唇が開いている時間が長いと、ドライマウス状態になり、唾液の分泌量が減ってしまいます。口の中が乾燥すると、口腔内に細菌が増殖しやすくなり、虫歯や歯周病、口臭の原因にもなります。

開咬の原因は遺伝によるものもありますが、指しゃぶりのクセもその1つと言われています。舌の癖(正しい位置に舌がおけていなかったり、食べ物や飲み物を飲む時に押し出す癖など)も関係しているので、子どもの頃、指しゃぶりの期間が長かったという方は、舌癖のトレーニングも必要になる場合もあります。

今回は、重度の開咬治療例をご紹介します。

重度の開咬治療前後

 

●患者様の症状
奥歯をしっかり歯を噛んでいても、前歯が当たらず閉じれない状態。前歯で麺類を噛み切れず、舌を使っている。前歯の隙間があるため発音がしづらいというお悩みでした。

●治療名称
開咬
抜歯症例

●治療方法
永久歯2本抜歯、マルチブラケットにより配列

●治療結果
正常な歯並びを獲得する事が出来ました。

●治療期間
2年6か月

●メンテナンス頻度
月1回

●治療費用(税抜)
約800,000円

●治療を行う上での注意点(リスク)
叢生などが重度の場合は永久歯の抜歯が必要になることがあります。

※治療はすべて各患者さま固有の症例に対応したものであり、他の方への治療結果を保証するものではありません。