今回の患者さんは叢生(歯並びのガタガタ)を伴う過蓋咬合と診断し、矯正治療を実施しました。
過蓋咬合とはディープバイトともいい、噛み合わせが深い状態をいいます。以下の初診時の歯並びを見ると分かるように上の前歯が下の前歯に被さっていて、下の前歯が見えなくなっています。
過蓋咬合は噛み合わせが悪くなるだけでなく、下の歯が、上顎の裏側にあたってしまい、粘膜を傷つけてしまうこともあります。
【初診時の歯並び】

全体的に歯並びもガタガタとしていました。
【治療経過】

まずはクリアブラケットを装着し、歯並びを整えていきました。抜歯は実施しておりません。

ある程度歯並びが整ったらハーブストアプライアンスを装着しました。下の歯が通常よりも奥に引っ込んだ状態でしたので、それを正しい位置に移動するよう矯正装置を使用し、手前に誘導し、上の歯の深い噛み合わせも整えていきました。

およそ1年6ヶ月かけて歯並びを整えていきました。
初診の段階では下の歯の前歯が見えていませんでしたが見えるようになり、ガタガタとした歯並びも綺麗になりました。
同じ様な歯並びでお悩みの方は、ぜひご相談ください。
●主訴
噛み合わせが深い
●診断名あるいは主な症状
叢生を伴う過蓋咬合
●年齢
16歳10ヶ月
●治療に用いた主な装置
クリアブラケット
ハーブストアプライアンス
●抜歯部位
非抜歯
●治療期間
約1年6ヶ月
●メンテナンス頻度
月1回
●治療費用(税抜)
約800,000円(2006年6月時点)
