矯正用ワックスの使い方-矯正装置があたって痛いという方へ

「矯正用ワックス」とはなにか

少しずつ気温があげり、寒かった冬も春に近づいてきています。新生活に向けて準備を進めている方も多いのではないでしょうか。

今日は、矯正治療をスタートした患者様に向けた「矯正用ワックス」についてご紹介します。

矯正用ワックスは、主にワイヤー矯正中の方へお渡しする保護材です。
矯正装置をつけたての頃に起きる以下のトラブルを回避するために使用していただきます。

・装置が粘膜にあたって痛い（刺さる・当たって気になる）
・口内炎ができて痛い　　等

装着に慣れてくると粘膜が強くなり、口内炎はできにくくなりますが、慣れないうちはどうしても口内炎や痛みでてしまうので、痛みを緩和する目的で使用していただいております。

・手を洗う
・歯磨きをする
・歯面の水分をティッシュやガーゼで拭う
・ワックスを米粒大にちぎる
・ワックスをブラケットに密着させる

▼3分程度の参考動画をご用意しましたので、よろしければご確認ください。

＜ポイント＞
ワックスをくっつきやすし、外れにくくするには、歯の汚れと水分をとることが重要です。
慣れないうちは手間ですが、慣れるとスムーズにできると思います。

ワックスが外れて、そのまま飲みこんでしまっても体に害はありませんのでご安心ください。
外れてしまった場合、上記の手順で新しいワックスを装着します。

※お食事の時※
ワックスを取り除いてから食べるようにされてください。

矯正治療中はさまざまなトラブルが起こることもありますので、
わからないことや不安なことがあれば遠慮なくご相談ください。

新生活に矯正治療にと、新しいことに挑戦することも多い春。

みなさんの挑戦を応援しています♪