ご自身の歯並びが悪いことから、お子さんの歯並びも悪くなるのではないかと心配される親御さんもたくさんいらっしゃると思います。

 

ご両親のお顔とお子さんのお顔が似てくるように歯並びも遺伝するため、歯並びが似てくることはあります。しかし、お子さんの歯並びには遺伝だけではなく、日頃の生活習慣の影響も多く受けます。

 

まず、遺伝としては歯の大きさや顎の大きさ、骨格のバランスなどが似てくることがあります。

とくに、ご両親や親戚の方で受け口や出っ歯の方がいらっしゃるとお子さんにも現れることがあります。

そのため、矯正治療を行う前の問診ではご家族の歯並びについても確認させていただくことがあります。お子さんの成長につれて歯並びがどのように変化していくのか予想をたてる判断材料としています。

 

生活習慣による歯並びの影響は、とくにお子さんに多いのですが以下のような習慣があると歯並びが悪くなることがあります。

 

・母指吸引癖(指しゃぶり)

・舌突出癖(上下前歯の間に舌を突き出す癖)

・吸引癖(唇を吸う癖)

・口呼吸

 

詳細はブログ「歯並びを悪くする癖とは?」でも記載しておりますのでご覧ください。

https://www.yorozu-ortho.com/column/oral_habit/

 

その他にも頬杖を頻繁につくなどの姿勢や、虫歯などによって歯並びが悪くなることがあります。

 

矯正治療を行っても歯並びを悪くする癖が続いているとまた歯並びが悪化してしまいます。

まずは歯並びを悪くする癖を直すことが重要です。お子さんの場合はよく親御さんが観察して癖などに気づいてあげてください。

 

歯並びでお悩みの方はぜひご相談ください。