今回の患者さんは上顎の前歯の間に隙間ができていることと、前歯が内側に捻れていることが気になるというお悩みでご相談いただきました。

 

【初診時の歯並び】

上顎の前歯の間に隙間ができています。これはすきっ歯の中でも多く見られるケースで、正中離開といいます。

原因は様々ではありますが、上唇小帯と言われる上の前歯の中央にあるスジの発育異常であったり、正中埋伏過剰歯があることで適切に生えてこれなかったり、生まれつき歯が小さいなどの原因で起こることがあります。

また上顎の前歯が内側に捻れている状態なのが写真から分かります。このような見た目の歯並びは、鳥が翼を広げた時の姿と似ていることから翼状捻転と言われています。原因は様々ですが、永久歯に歯が生え変わる時に、充分なスペースが無いことで歯が捻れてしまうことが多いです。

 

【治療経過】

マウスピース型カスタムメイド矯正歯科装置を装着し、約9ヶ月かけて治療を行いました。

抜歯は行っておりません。

 

前歯の隙間が閉じ、捻れも整えられました。

前歯は話す時や笑った時によく見える部位でもあるので、患者さんにも喜んでいただくことができました。

今回のようにすきっ歯なども矯正装置で治療できることが多いです。

歯並びにお悩みの方はぜひ一度、お気軽にご相談ください。

 

●主訴
すきっ歯で歯が捻れている

●診断名あるいは主な症状
空隙歯列および前歯部翼状捻転

●年齢
25歳4ヶ月

●治療に用いた主な装置
マウスピース型カスタムメイド矯正歯科装置

●抜歯部位
非抜歯

●治療期間
約9ヶ月

●メンテナンス頻度
月1回

●治療費用(税抜)
約800,000円(2012年3月時点)